借りている家のオーナーの事情により、3週間以内に出て行けと言われたのが、金曜日の夜。カルメンとカルメン父と私の3人でこの土日に20件以上電話をかけ、家を探し、見て歩き…日曜日、ようやく落ち着く先が決まったのです。
たった3日、正式には2日半のことですが、学校にも仕事にも慣れて落ち着いていたところへの不意打ちで、びっくりで、不安で、バイトもあって、とても長かった。特にカルメンは先月事故に遭い、ムチ打ちからの頭痛・嘔吐にいまだに苦しんでいるところでもあって、体調はすこぶる悪く、タイミングは最悪。私も彼女も、今住んでいるところがとても気に入っていたので、残念なことこの上なしという感じです。
オーナー側の事情は、ヨーロッパで働いていたのがこの経済危機の中で職を失い、オーストラリアに帰国することになった、というもの。ロンドンやダブリンの雇用状況は、オーストラリアよりはるかに厳しく、仕事は探しても探しても見つからなかったそうです。
こんな形で経済危機が自分の生活に影響してくるとは、夢にも思わず、とにかくびっくりです。
幸いなことに、無事に住む家は無事見つかり、水曜日には契約を交わして鍵を受け取る次第でございます。
夜にはご飯を食べながら、「引越しのよてひ」を作成。無駄話もしつつ、どんどん落書きはエスカレートし、最終的にはこんなん(↓)になりました。
幸いなことに、無事に住む家は無事見つかり、水曜日には契約を交わして鍵を受け取る次第でございます。
夜にはご飯を食べながら、「引越しのよてひ」を作成。無駄話もしつつ、どんどん落書きはエスカレートし、最終的にはこんなん(↓)になりました。
イエローブリックロードを通って、新居経由で、最終的にはエメラルドシティまでたどり着くという設定です。この日にケーキを食べに行こう、この日にはLottoが当たる予定、次の日曜にはお金持ちの鉄鋼マンに出会う…などと妄想交じりの楽しい予定も入れながら、どんどん盛り上がり、調子に乗って夜中の2時までパッキングを続けて寝ました。
話を聞いたときは、「この世の終わり」みたいに涙が止まらなかったカルメンさんですが、パッキングが進むにつれて「I am getting excited !」とノリノリになり、事故後はじめて充実した笑顔を見れたのも良かったです。(でも今朝はまた、いつもより酷い頭痛で「うぅぅぅぅおぇぇぇぇぇぇぇ」と苦しんでいるのですが…がんばれカルメンさん!)