2009年12月12日土曜日

”パッタイ、モ~イ”の日々の終わり

今週で、アルバイト終了。ほんとうは年末まで働くつもりでしたが、オーナーの娘が手伝うことになったので働き手はいるし、残りの日々を有意義に過ごしたいと思ったので、日曜で辞めることにしたのです。毎日ヤダヤダと思いながらも、振り返れば、ナンダカンダで、いい思い出がヤな思い出よりちょっと多いくらいでしょうか。アルバイトなんて、こんなもんです。

でも、やっぱり「Good Bye」は得意ではありません。一緒に働いたカンボジアン/オーストラリアンのみんなにはとてもやさしくしてもらったし、マネージャーにもとてもお世話になりました。彼女は、何のコネもない私を名前だけで雇ってくれた。

キッチンのポーラは、どうやってお客さんと戦うか、教えてくれた(アジアンレストランでは、日本風接客にはない、タフな心構えが必要。すぐに「すいません」と言ってお客さんに従って、何度キッチンに怒られたことか…)。

コックさんのおばあちゃんは、「ハングリー?」と言っては美味しいご飯を作ってくれた。

オーナーはいつもビールを飲んでいて、仕事中の私に「一本ど?」とかならず声をかけてくれた。笑

マンゴスチン、ドリアン、カスタードアップル他見たこともないエキゾチックフルーツをいっぱい試した。

カンボジア語で1、2と数えられるようになった。1=モ~イ 2=ヴィー すなわち、「パッタイ、モ~イ!」=「パッタイ、ひとつ!」(ちなみに、3以降は…。せめて10くらいまで覚えるべきだったかな。)

ベトナム生春巻きの作り方を覚えた。

どうしようもなく忙しい時も、前ほどテンパらないようになった。

いい思い出と、身についた小さな小さなスキルや重ねた経験を大切に、長い人生、また会える日が来ると信じて、次に進みます。

とりあえずは…タイへ。