今日は、フリーマントルで『A Serious Man』という映画を見てきました。
ユダヤ人の大学教授ラリーに、次から次へと不幸がふりかかってきます。そのたびに「この出来事の意味は?」「なんでこういうことが起こるんだ?」「これは僕に何を教えようとしてるんだ?」と頭を抱えてヒーヒー考えてうなっている姿がコミカルに描かれていて、とっても面白い作品。
そして答えをもとめて何人かのラビの元へ足を運ぶも、これといったアンサーを得られないまま余計フラストレーションをためて帰宅する…そうするとまたトラブルが発生している…と、いつまでも、これといった答えや気づきもないままに、映画シュウリョーです。不条理コメディ。
災難に見舞われても、人のせいにしたり、逃げたりせずに、ちゃんと問題と誠実に向き合って、真っ向からまじめに対応するラリーの姿が印象的でした。
それから隣のセクシーな奥さんと、彼女のレトロなお家がいい味を出しています。
オーストラリアにいる間に、あと何本見られるかな?他に楽しみないのかよ、って感じですが…