オーストラリア生活の好きなところはアウトドアのイベントがたくさんあることです。みんなそれぞれ、ワインやビール、サラダ、サンドイッチ、ケーキなんかを持ち寄って芝生に座って食べて、その後映画鑑賞。楽しくないわけが、ない!
しかも、会場は、森の中に(実際はUWAのキャンパス内です)映画館を作りました!という感じで雰囲気がとても素敵なんです。↓
言うまでもなく、こんな素敵な自然に囲まれた会場で、見た『おくりびと』は最高でした。確実に、My best cinema experience ever!!!
やはり印象的だったのは、もっくんの美しい仕事ぶりです。祖父が他界したときに来た納棺士も、ああやっていたな、と思い出しました。
冷静な中に、温かさを感じる所作。
納棺士の仕事を、主人公も、その妻も、ゆっくりと理解していくんだけれども、あえて語らないところ。
「いるいる~ああいう事務の女の人!」と頷きすぎてしまう余貴美子の演技。
田舎の風景、方言、雪、桜、石油ストーブ(あったかいんだよね、アレ)。
日本に帰るのが、また、楽しみになりました。
でも、アウトドアで見る映画も、捨てがたい。
日本でもアウトドアシネマやらないかなぁ?