2009年8月10日月曜日

上級者を教えることに

今日はシティで新しい生徒さんの、トライアルレッスンを行ってきました。

高校3年生で、日本に交換留学していたとのこと。
一緒に、日本語のレベルアップを目指します。
もう6人目ですので、だいぶレッスンには慣れましたが、今まで初心者ばかりを教えてきたので、進め方は手探りになるなぁ…とすこし心配です。

でも、新しいことにワクワクしている気持ちのほうが大きい。

教材を探したり、いろいろリサーチをして初回に臨みます。

今日、面白かったのが、2月からずっと教えている生徒とのやりとり。漢字ドリルにマーカーでいくつか印がつけてあったので、「これは、覚えられない漢字?」と聞くと、そうではなくて、

「これは、お気に入りの漢字!」

彼女の言うお気に入りは、意味ではなくて、カタチ。曰く、「クロスしてるやつが好き」

即ち、









など、どこかで線が交わってるのがいいみたい。

ああ、そういえば、習字を習っていたときに、「この字は書いていて気持ちいいわ」ってのが私にもありました。その感覚なのかも。

それにしても、彼女のやる気にだいぶ助けられているレッスンです。毎回嬉々として覚えてきた漢字を書いてみせてくれるので、やっているほうも嬉しいですし、新しい視点で日本語を見たり考えたりすることができるので、勉強にもなります。

彼女は来年1月から日本へ語学留学します。少しでも上のクラスに入れるように、私もがんばらなければ。


声はだいぶ回復。でも、レッスン×2回で、4時間ほどしゃべり続けたので、さすがにまた咳が出ます。

早く100%にならなくちゃ…